【Dragonkin:The Banished】紹介 ハクスラARPG

Steam:Dragonkin: The Banished
竜の脅威が再び私たちに迫っています。伝説の英雄たちが立ち上がり、地底から軍団に立ち向かう。ドラゴネットを飼いならし、Ancestral Grid でユニークなパワー ビルドを作成し、都市を拡張してドラゴンを破壊しましょう。
紹介動画作成しました

Dragonkin: The Banishedとは

Dragonkin: The Banished(以下Dragonkin)は2025年3月6日18時にアーリーアクセスが始まるドラゴンを主題にしたハクスラトレハンアクションRPGです。

2月現在デモ版が公開されており、日本語でプレイが可能です。

どういったゲームシステムなのかを紹介しますので、興味のある方はウィッシュリストに追加してみてはどうでしょうか。

開発元のEko Softwareは「How to Survive」シリーズやハクスラARPGの「Warhammer:Chaosbane」を担当しています。
DragonkinはWarhammer:Chaosbaneとは全く異なるオリジナルのハクスラARPGになるとのことです。
Unreal Engine5で開発されているとのことですが、システム要件はそこまで高くありません。

最低

  • OS: Windows 10
  • プロセッサー: Intel® Core™ i5-6600 ou AMD™ Ryzen 3 1200
  • メモリー: 8 GB RAM
  • グラフィック: NVIDIA® GeForce® GTX 970 ou ATI Radeon™ RX 470
  • DirectX: Version 12
  • ストレージ: 29 GB の空き容量

推奨

  • OS: Windows 10
  • プロセッサー: Intel® Core™ i5-10500 ou AMD™ Ryzen 5 3700X
  • メモリー: 16 GB RAM
  • グラフィック: NVIDIA® GeForce® RTX 2070 ou ATI Radeon™ RX 5700XT
  • DirectX: Version 12
  • ストレージ: 29 GB の空き容量

世界観

ドラゴンが生息するDragonkinの世界、ドラゴンの血はその土地や生き物に大きな影響を与えます。
それは力を与えることもあり、大きな代償を伴うこともあります。
世界に染み込む血の陰険な性質により、歪められ汚染された場所になってしまったエリアがあります。

この不穏で腐敗した沼地は、毒のドラゴンの生息地です。
人類を圧倒する昆虫の群れを解き放つ怪物のような蛾、ヒル、シャーマンなどが跋扈しています。

ロードマップ

アーリーアクセスは7~10か月を見込んでいるようです。

3月6日のアーリーアクセス開始

・プロローグ/チャプター1の実装
・3人のプレイアブルヒーロー(ナイト/オラクル/バーバリアン)
・アンセストラルグリッドシステム(スキルエディット)
・4匹のワームリング(ペット):火/氷/雷/毒
・1つのエンドゲームコンテンツ
・クラフト要素

2025年春

・新しいエンドゲームコンテンツの環境
・新しいスキル(ナイト/オラクル/バーバリアンそれぞれのアクティブスキル)
・2つ目のエンドゲームコンテンツ
・新しい都市機能

2025年夏

・4人目のプレイアブルヒーロー:トラッカー
・新しいスキル(ナイト/オラクル/バーバリアンそれぞれのアクティブスキル)
・3つ目のエンドゲームコンテンツ
・新しい都市機能

2025年秋

・マルチプレイ機能:オンライン協力プレイとオンラインの都市
・全てのヒーローの新しいアクティブスキル
・新しい都市機能

ヒーロー

ナイト

都市の守護者として戦うナイトは、ドラゴンランスの達人。
ドラゴンランスは機械的な機能があり、ランスの先から火炎を噴くことが出来ます。
ドラゴンを信仰しており、厳格な道徳規範により行動します。
全身鎧と巨大な盾を装備し、敵の攻撃に耐えられます。
また、旗を立てて味方を鼓舞し、敵を挑発したり、兵士を戦場に召喚することが出来ます。

オラクル

オラクルは青いドラゴンの血により変貌を遂げた特権階級です。
人間性を失うことなく、青いドラゴンの血によって変身した彼女は、ドラゴンと人間が調和して暮らす世界を夢見ています。
彼女は電気のドラゴンの力を正確に使用し、増幅することが出来ます。
また、スロー・スタン・強制移動の能力を組み合わせ、攻撃を回避したり敵を遠ざけることで戦闘を優位に進めます。

バーバリアン

バーバリアンは白いドラゴンの血を摂取する儀式により生き延びた、最も頑強な蛮族です。
氷の力を利用することが出来ます。
竜の血が彼ら自身の血と混ざり合うことで、戦闘中により強力になる超自然的な力を得ます。
その力の源は怒りとして戦闘中に貯まり、さまざまな攻撃のダメージを増加させることが出来ます。
怒りを維持するため、高機動能力と起動攻撃を持ち合わせます。
攻撃には出血・凍結・反射ダメージが含まれます。

スキル

アンセストラルグリッド(父祖のグリッド)

Dragonkinの特徴的なシステムとして、スキルのアンセストラルグリッドシステムがあります。

各ヒーローに上記のようなアクティブスキルを配置するアンセストラルグリッドが存在します。

アクティブスキルにはフラグメントという6角形を複数組み合わせた形があり、フラグメントをアンセストラルグリッドに配置することでスキルを使用できるようにします。
最大5つのアクティブスキルと、ワームリングスキルを装備して戦っていきます。

フラグメントの6角形の組み合わせは
アクティブスキル
スキルの補正(いわゆるMod)
ワームリングスキル(トリガースキル)
になっています。

アクティブスキルは通常攻撃/リソース消費式/クールダウン式のものがあります。

スキルの補正はアクティブスキルにリンクさせることで、そのスキルを強化することが出来ます。
例えば投射物の数を増やしたり、ヒット時に回復したり、繰り返しスキルを発動させたりといったものがあります。
同じ系統の補正を重ねることで、効果がさらに増幅されます。

ワームリングスキルは、リンクさせたスキルの挙動により、ワームリングが援護射撃を行います。
例えば、ヒット時10%で氷の玉を吐いたり、敵を倒した時に周りに氷の床を設置して、他の敵の行動阻害をしたり、といったものがあります。

アクティブスキルにリンクさせた補正が8個以上になると、ワームリングの能力をスキルに付与して大幅に強化することが出来ます。

このあたりはデモ版をプレイいただくと勝手がつかめると思うので、ぜひプレイしてみてください。

フラグメントの組み合わせはランダムになっているため、ビルドを構築するために装備だけでなくフラグメントを集めることになりますね。

補正のリンクを8個以上にするには
・アクティブスキル自体にそのスキルにリンクする補正が複数ついている
・そのアクティブスキルに隣接するように、複数の補正がついたフラグメントを配置する

通常、1つだけ隣接するフラグメントがリンクされますが、ひとまとまりになったフラグメントの場合、リンク可能な補正はリンクすることが可能です。
アクティブスキルに複数のフラグメントがある場合、そのひとまとまりのフラグメントに隣接しさえすればアクティブスキルにリンクされます。

ワームリング

盗まれたドラゴンの卵を育ててペットにしたワームリングは、同族と戦い、プレイヤーの力を高める最高の武器であり友人です。

冒険の初めからワームリングが同行します。
ワームリングはアンセストラルグリッドを通じてヒーローのアクティブスキルに影響を与えます。

都市の調教師を訪ねれば、いつでも別の種類のワームリングに変更が出来ます。

アイテム

アイテムの入手とレアリティ

ゲームを通して、武器や防具、アクセサリーなどさまざまな装備品、フラグメントを入手することができます。
レアリティは5つに分かれており、上のレアリティのほうがより強力な装備品になります。
Modの数値・付与される数も上のレアリティのほうが多くなります。
・コモン
・アンコモン
・レア
・レジェンダリー
・ミシカル

フラグメントは、レアリティが高いほど大きく、複雑になる傾向です。
また、マイルストーンに到達するためのパワーが大きくなります。

レアリティの高い装備は、例えばレジェンダリーの場合、レベル30からドロップするなど、レベル・難易度の要件があります。

ペンダントは常にミシカルとなっており、エンドゲームコンテンツ向けの装備となります。

レアリティに加え、特定の装備やフラグメントには、特定の特性を持つバリエーションがあり、Divine(神聖)、Draconic(ドラコニック)のドロップとして出現することがあります。

Divine

レアリティに関係なく、どの装備もDivine(神聖)になる可能性があります。
神聖になったアイテムは顕著な改善の恩恵を受け、Dragonkinの最後から2番目の難易度である【Calamity 1】から登場します。

・神聖な武器・鎧には、+25%の強化を伴う最高品質のアフィックスが付く
・神聖なポーションには、最大化され強化されたポーション効果が25%付く
・ランク10のワームリングアーマーは神聖とみなされる

Draconic

ドラコニック装備は、特に強力なアフィックスを提供しますが、コストがかかります。
全てのドラコニックアイテムには、ペナルティと共に2つのボーナスがあります。
ドラゴンの腐敗には3つのランクがあり、それぞれ段階的な数値となり、より高い難易度でプレイする必要があります。

Divine Draconic

アイテムは神聖とドラコニック、どちらの状態にもなる可能性があり、キャラクターの最終目標はこの装備を整えることになります。

都市開発

Dragonkinの世界でプレイヤーが拠点として活躍する街「モンテスケイル」。
こちらの機能の紹介です。

モンテスケイルには、プレイヤーがさまざまなポーションを作ったり、ダミーに対して訓練したり、ワームリングを管理したりできるさまざまな建物があるだけでなく、この都市は、その中で作成されたすべてのキャラクターのハブとしても機能します。
各キャラクターは、装備を保管できるプライベートな保管スペースである個人用チェストにアクセスできます。
同じ都市に関連付けられているすべてのキャラクターは、冒険中に集めた装備を保管できる保管場所である共有チェストにアクセスできます。

進化する街

モンテスケイルの街はいくつかの地区に分かれており、それぞれが世界のユニークな文明を表しています。
モンテスケイルはあなたのキャラクターとともに進化していきます。

ストーリーを進めたり、エンドゲーム コンテンツを完了したりするほど、より多くの繁栄ポイント (XP)を獲得できます。
都市がレベルアップするたびに、都市アップグレードポイントを受け取ります。
これは、サービスと建物のロックを解除して強化するために使用できます。
これらのアップグレードにより、サービスの効率が向上し、ヒーローにパッシブ ボーナスが付与され、時にはユニークな特典がロック解除されます。

どの側面に重点を置くかを優先する必要がありますが、進行するにつれてすべてをロック解除する機会があります。

街で出来ること

様々な商人のロック解除をしていくと、アイテムを販売・ジャンクの買取を行う闇商人や、装備品を改造する鍛冶屋、装備のプリセットを保存変更できるアーセナルなどが利用できるようになります。

保管箱の容量拡大、経験値/ダメージ/移動速度などステータスへのボーナス、アンセストラルグリッドの拡張などもロック解除されます。

宝石商での指輪の改造の様子を紹介しましょう。

指輪の改造は、付与されている補正を入れ替えることが出来ます。
まず左側のAttributeから希望の属性を選択します。
次に中央のMain Statから攻撃ステータス(クールダウン短縮/ライフドレイン/召喚ダメージなど)
Secondary Statから防御ステータス(最大ライフ/バリア/属性耐性など)
を選択します。

指輪のレア度が上がるにつれて、補正の可変値は向上します。
さらにレジェンダリー以上のレア度は、Talentを追加することでさらに強化が可能です。

都市内移動

街の規模が大きいため、施設への移動に時間がかかることが他のゲームでも見受けられます。
Dragonkinでは、街の全体マップからファストトラベルが出来るようにすることで、スムーズな移動が可能となっています。

Talent

Talentは、簡単に言うとポイントシステムを通じて獲得できるパッシブ能力です。
効果が積み重なる複数のランクが設計されており、最高ランクになると特別なボーナスを提供するものもあります。

普遍的なTalentの中には、それぞれのクラスでしか習得できない固有のTalentがあります。
これらのTalentはレジェンダリー/ミシカル装備に現れますが、クラフトリング、ペンダントには現れません。

Talentをアイテム化することでレジェンダリー以上の装備品に付与することが出来ます。
例えば下はポーションの場合ですが、基本の回復能力に加えて、3つのTalent効果を付与しています。

基本効果:最大ライフ60%分を回復。その後3秒間、毎秒400の回復

追加効果
・Evasion:使用時に追加の回避効果を獲得
・Fortune’s Favor:使用時にポーションの効果が2倍になる可能性
・Fate Tempter:最大ライフの50%未満時に使用すると回復効果が大幅増加。それ以外の時は効果減少。

タレントポイント

Talentsポイントを獲得するにはいくつかの方法があります。

アイテムドロップ
・レジェンダリー/ミシカル装備は、ランダムなTalentsにそれぞれ1~2ポイントを付与します
・エンドゲームコンテンツで入手したペンダントは、ランダムなTalentsに2ポイントを付与します

クラフト
クラフトでは、入手した素材に基づいてアイテムをカスタマイズ可能です。
付与できるアフィックスはプレイヤーが細かく制御できるとのことです。
・レジェンダリー/ミシカルリングには、クラフトでTalentsを強化できます
・鎧は4つのオプションから選択可能な特定のTalentsにポイントを付与します
・スケールマスターは装備からTalentsを抽出し、ロック解除されたものから1つを付与します

ワームリングの鎧
ワームリングの鎧は、特定のユニークな性能を向上させることができます

クラフト

装備をアップグレードしたり、アフィックスを変更したりできる建物やサービスがいくつか存在します。

宝石商
・事前に定義されたステータスとTalentsを持つリングを作成できます
・Divineを生成することができます

薬剤師
・様々なユニークな効果を持つポーションを作成できます。最大ランクは神聖

看守
・ワームリングの鎧を作成、改良し、ワームリングから付与されるステータスとTalentsをカスタマイズできます
・ワームリングの交代もできます

エンチャンター
注:今後のアップデートで追加されます
・装備のアフィックスをリロールすることができます
・フラグメントの1つのノードを変更することができます

マスターオブスケール
注:今後のアップデートで追加されます
・フラグメントを含むレジェンダリー/ミシカルを犠牲に、TalentsとスキルModのコーデックスを管理できます
・コーデックスが充実すると、装備やフラグメントを装備していなくても、犠牲にしたボーナスの恩恵を受けることができます

アーティフィサー
注:今後のアップデートで追加されます
ドラコニック装備のドラゴンの腐敗を、別のドラコニック装備に置き換えることができます

メモリアリスト
注:今後のアップデートで追加されます
・犠牲になった破片のスキルModを装備に登録し、アンセストラルグリッドに配置しなくてもボーナスの恩恵を受けることができます

シングル/マルチプレイ

シングル

Dragonkinは完全オフラインプレイが出来るよう設計されています。
マルチプレイが実装された後でもこの仕様は残るようです。

オンラインプレイの場合、都市開発の要素はアカウントで共有されるよう考えられていますが、完全オフラインの場合は共有されないようです。

マルチ

マルチプレイは4種類が計画されています。
・オンラインマルチプレイ:最大4人でパーティを組み、ダンジョンを進めていきます。
・都市開発:街を友人と共有し、一緒に発展させていきます。
・カウチコープ:ローカル2人プレイは正式リリース時に実装予定です。
・マッチメイク:一時的に他のプレイヤーの街に招待されることで一緒にプレイをします。ゲスト訪問した街からの恩恵を受けることはできませんが、自分の街のアップグレード状況の恩恵は受けることが出来ます。

オフライン/オンライン

オンラインキャラクターの場合、オンライン都市を作成するか、自分または友人の既存の都市に参加させることで、都市共有を行います。
1つの都市ごとに8人のキャラクターを作成でき、都市は複数作成することが出来ます。

その都市はハブとして機能するため、その都市に所属する全てのキャラクターに都市機能が共有されます。
アンロックされた鍛冶屋やアップグレードされた闇商人などが共有されます。

オフラインの都市の場合、インターネット環境は不要です。
現在はオフラインで作成したキャラクターをオンラインに移行できない設計で進めていますが、将来的にオンラインからオフラインに転送する機能を実装する可能性があります。

まとめ

3月6日からアーリーアクセスが始まる期待の新作「Dragonkin」

デモ版ではある程度育ったキャラクターをプレイ可能で、強力なスキルを試すことが出来ました。
一方、ダンジョンは難易度が高いように見受けられ、今後の開発で調整がなされていくと考えられます。

装備だけでなくアンセストラルグリッドシステムでのスキルの構築は独特で、プレイヤーによって戦い方は千差万別になるように感じます。

興味がある方はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。

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